【南越谷】ネイルを綺麗に見せるのはデザインだけじゃない！フィルインとは

爪への負担が少ない

技術の高い方法であっても、ジェルネイルをオフする際には少なからず爪に負担がかかります。それは、強固なジェルを剥がす際にリムーバーを使用したり、爪やすりで削ったりするからです。リムーバーには物質や油脂などを溶かす性質のあるアセトンという成分が入っており、ジェルを落とす際に爪の水分や油分まで取り除いてしまうため、爪への負担が大きくなります。

また、やすりで削ると爪にダメージを与えてしまうリスクがあります。
そこで有効なのがフィルインです。自爪に密着している部分は落とさず、残った一層の上に新しいネイルを施すため、自爪へのダメージを少なくすることが可能となります。爪が薄い方や弱い方、ダメージが気になる方にはぴったりの方法です。

ジェルネイルが浮きにくくなる

フィルインでは、ベースジェルの一層を残し、その上に新たなネイルを重ねていきます。同じベースジェルを使うので、通常のジェルネイルよりも密度が高く、爪の根元や先端が浮きにくくなるのです。また、爪の凹凸がある場合や反り爪の場合でも綺麗に仕上がることもポイント。長期間綺麗な状態が続きます。

長期間ネイルを楽しめる

通常のジェルネイルの場合、自爪への負担が大きいため、自爪が薄くなったりダメージを受けたりすることがあります。適切なケアを定期的に行っていない場合、爪の健康を守るためには3～4ヶ月程度のお休み期間を設けることが必要です。
その点、フィルインであれば自爪への負担が少ないので、長期間でのお休みは必要ありません。いつでもネイルを楽しむことができます。

トップジェルやカラージェルを落とす

まずは、施してあるジェルネイルのトップジェルやカラージェル部分のみを削り落とす作業です。ストーンなどが付いている場合は同時に取り除きます。削る際には、ファイル（爪やすりの一種）やマシーンを使用。このとき、ベースジェル層を削ってしまわないよう、丁寧に施術を行うことが大切です。プロならではの技術が問われる作業だといえます。

ジェルを乗せる下処理

ベースジェルの一層を残した状態になったら、新たなジェルを乗せるための下処理に進みます。エメリーボードやファイルなどを使い、爪の長さや形を整えたあと、甘皮ケアとして、キューティクルリムーバーを付けて、プッシャーで甘皮を押し上げていきます。ルーススキン（甘皮から爪の表面に貼り付いてくる薄い皮）も除去。甘皮をニッパーなどで切り、根元部分を綺麗にしていきます。甘皮をきちんと処理することで、新たなネイルが乗りやすくなるのです。爪の長さを調整し、爪全体を整えるのもポイントです。爪の表面を均一にすることで、ネイルが綺麗に仕上がります。

ベースを作る

汚れや余計な油分を除いたあと、爪にクリアジェルを塗り、新たなネイルを施すための土台を整えます。クリアジェルは、爪の根元から段差ができないように塗るのがポイント。ムラがあるとそこから亀裂が生じてしまうこともありますので、丁寧な作業が求められます。次回もフィルインをする予定の場合は、ビルダージェルを爪全体に塗ります。ライトを当てて硬化させたら、ベースの完成です。

新しいデザインを作る

新たに作ったベースの上に、新しいネイルを施していきます。もちろん、前回とはイメージの違うネイルにすることも可能です。希望を伝えて、お気に入りのデザインに仕上げてもらいましょう。デザイン作業が完了したら、仕上げはコーティング。ジェルがきちんと硬化したら完成です。